2012年04月21日
プジョー307SW 修理記録
おはようございます。2代目です(^^)v
先日、担当した整備で、
ちょっと…いや、かなりマニアックな修理をしましたので、
記録として書いておこうと思います(^^)
※注意。
ココからは、かなり専門的な内容ですので
スルーしても良いです(笑)
おクルマ
【プジョー 307SW】
修理項目
【電動パワステポンプのオーバーホール】
症状は、
ステアリングを右か左いっぱいに回転させたときに、
いきなりパワステが効かなくなり、重ステになる。
っというモノ。
調べてみたところ、このパワステポンプに異常があるのでは?
っという判断に。
ネット検索でも、3件ほど同じような症状に見舞われているケースがあり、
それも参考にしました。
以前も、リコール対象になっていて、
外からの水の浸水が見られる。とのことで、
コネクターにグリスで浸水防止の対策が施されていました。
おそらく、中の基盤に問題があって、ココだろう。と思ったので、
オーバーホール決行!!!と言う事になりました。
パワステオイルも国産の物と比べて特殊なので、
とりあえず車上での分解で、
基盤&モーター側と、オイルポンプ側に分解しました(b^-゜)
ネットでの画像と見比べる限り、オイルの飛散が見られるものの、
そこまでヒドイ状況ではなく、コレだ!!っ的な原因にはまだたどりつかなかったです。
で、今度は基盤とモーター部を分解。
基盤部も、わりとキレイでした(^-^;)
ネット画像はオイルでビッチャビチャだったり、
基盤の電極部が錆びてたりしてたので、それなんか明らかに駄目って感じだけど。
このクルマに関しては、これでも無い(^-^;)
あ。でも電極の接触不良とかも考えられるので、
とりあえず清掃と接点調整をしました。
モーター部も分解して、アーマチュアの確認をしたかったけど、
ワッシャーがこれまた特殊なヤツだったので、諦めました(^-^;)(笑)
ただね。気になるのが、モーターシャフトのこの焦げ。
接触点がない部分なのに、高熱になった後があるんですよね。。。
なんか気になる(-_-;)
まぁ。。ココではないだろうと、次のオーバーホールに。
オイルポンプのオーバーホールを決行!!
さすがにコレ以降の画像はネットで検索しても出てこなかったので、
未知の領域です(^-^;)(笑)
オーバーホールしてみました。
いたってシンプルな構造で、一安心。
一般的なギア式のオイルポンプ。
しかも、極端に大きなスラッジもなく、
清掃とオイル散布して、再度組み付けました(b^-゜)
さあ!!!ここまで、特にコレだ!!!っていう故障箇所がありません(^-^;)
でも、ココまで来たら、基盤とモーターが怪しいです(笑)
おそらく最後までハンドルを回したときにモーターに掛かる負荷を
基盤で計算される値を異常値。と判断してしまって、
パワーアシストの回路を遮断してしまうものだと考えられます。
そこで、対策としては、やっぱりリコールで対策された、
コネクターとか、接点不良となる原因を
極力減らすことに徹してみよう。
っと言う事になりました。。
接点調整をして、オイル散布組み付け、浸水対策の液体パッキンをしっかりして再組み付け。
をしてオーバーホール修理を終了(b^-゜)
パワステオイルの量は、残った分の計測と、やや漏れたりした分を計算して、
やく700ccということに。
組み付けて、試運転に行って来ました。
なんと!!!!!!
治ってました!!!!!ヾ(≧∇≦*)ゝ
結果的に、症状がなくなっていたんですが、
要因的には接点不良の改善と、バッテリー端子を外して
ある程度コンピュータのリセットが出来たんじゃないかなぁぁぁ。。
って思います(^-^;)
はっきりとした原因が特定できなかったのが心残りですけど(笑)
でも、
やっぱり、オーバーホールしてみるものですね(笑)
ここまで分解してたら、達成感もなかなかのものです(^^)v
ここまでの長文を最後まで読んでいただいた読者様(…いないか(^-^;)(笑))
ありがとうございました♪
先日、担当した整備で、
ちょっと…いや、かなりマニアックな修理をしましたので、
記録として書いておこうと思います(^^)
※注意。
ココからは、かなり専門的な内容ですので
スルーしても良いです(笑)
おクルマ
【プジョー 307SW】
修理項目
【電動パワステポンプのオーバーホール】
症状は、
ステアリングを右か左いっぱいに回転させたときに、
いきなりパワステが効かなくなり、重ステになる。
っというモノ。
調べてみたところ、このパワステポンプに異常があるのでは?
っという判断に。
ネット検索でも、3件ほど同じような症状に見舞われているケースがあり、
それも参考にしました。
以前も、リコール対象になっていて、
外からの水の浸水が見られる。とのことで、
コネクターにグリスで浸水防止の対策が施されていました。
おそらく、中の基盤に問題があって、ココだろう。と思ったので、
オーバーホール決行!!!と言う事になりました。
パワステオイルも国産の物と比べて特殊なので、
とりあえず車上での分解で、
基盤&モーター側と、オイルポンプ側に分解しました(b^-゜)
ネットでの画像と見比べる限り、オイルの飛散が見られるものの、
そこまでヒドイ状況ではなく、コレだ!!っ的な原因にはまだたどりつかなかったです。
で、今度は基盤とモーター部を分解。
基盤部も、わりとキレイでした(^-^;)
ネット画像はオイルでビッチャビチャだったり、
基盤の電極部が錆びてたりしてたので、それなんか明らかに駄目って感じだけど。
このクルマに関しては、これでも無い(^-^;)
あ。でも電極の接触不良とかも考えられるので、
とりあえず清掃と接点調整をしました。
モーター部も分解して、アーマチュアの確認をしたかったけど、
ワッシャーがこれまた特殊なヤツだったので、諦めました(^-^;)(笑)
ただね。気になるのが、モーターシャフトのこの焦げ。
接触点がない部分なのに、高熱になった後があるんですよね。。。
なんか気になる(-_-;)
まぁ。。ココではないだろうと、次のオーバーホールに。
オイルポンプのオーバーホールを決行!!
さすがにコレ以降の画像はネットで検索しても出てこなかったので、
未知の領域です(^-^;)(笑)
オーバーホールしてみました。
いたってシンプルな構造で、一安心。
一般的なギア式のオイルポンプ。
しかも、極端に大きなスラッジもなく、
清掃とオイル散布して、再度組み付けました(b^-゜)
さあ!!!ここまで、特にコレだ!!!っていう故障箇所がありません(^-^;)
でも、ココまで来たら、基盤とモーターが怪しいです(笑)
おそらく最後までハンドルを回したときにモーターに掛かる負荷を
基盤で計算される値を異常値。と判断してしまって、
パワーアシストの回路を遮断してしまうものだと考えられます。
そこで、対策としては、やっぱりリコールで対策された、
コネクターとか、接点不良となる原因を
極力減らすことに徹してみよう。
っと言う事になりました。。
接点調整をして、オイル散布組み付け、浸水対策の液体パッキンをしっかりして再組み付け。
をしてオーバーホール修理を終了(b^-゜)
パワステオイルの量は、残った分の計測と、やや漏れたりした分を計算して、
やく700ccということに。
組み付けて、試運転に行って来ました。
なんと!!!!!!
治ってました!!!!!ヾ(≧∇≦*)ゝ
結果的に、症状がなくなっていたんですが、
要因的には接点不良の改善と、バッテリー端子を外して
ある程度コンピュータのリセットが出来たんじゃないかなぁぁぁ。。
って思います(^-^;)
はっきりとした原因が特定できなかったのが心残りですけど(笑)
でも、
やっぱり、オーバーホールしてみるものですね(笑)
ここまで分解してたら、達成感もなかなかのものです(^^)v
ここまでの長文を最後まで読んでいただいた読者様(…いないか(^-^;)(笑))
ありがとうございました♪
8年間。ありがとうございました。
FB(Facbook)投稿から。『会社でキャンプ』
FB(Facbook)投稿から。『クルマの燃費について。』
義援金振込のお知らせ
ありがとうございました!『みなみの森の雑貨屋さんVol.7復活祭』無事に終了!!
本日24日(日曜日)、開催いたします。『みなみの森の雑貨屋さんVol.7復活祭』
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本日24日(日曜日)、開催いたします。『みなみの森の雑貨屋さんVol.7復活祭』
Posted by 2代目 at 11:48│Comments(2)
│オート・エスの部屋
この記事へのコメント
読んだよ!(b^ー°)
推理小説みたいでおもしろかった(≧∇≦)
推理小説みたいでおもしろかった(≧∇≦)
Posted by ぐりんぶるtomo at 2012年04月21日 12:40
to ぐりんぶるtomoさん
ありがとう!!!!
とっても貴重な読者さんです!!!ヾ(≧∇≦*)ゝ(笑)
そんな♪推理小説だなんて。。。あざーーっす♪
ありがとう!!!!
とっても貴重な読者さんです!!!ヾ(≧∇≦*)ゝ(笑)
そんな♪推理小説だなんて。。。あざーーっす♪
Posted by 2代目 at 2012年04月22日 12:26